2012年03月03日

原点に立ち返る

初めてアフリカの地を踏んだのが、
確か6年前。

そのとき持っていた、私の「アフリカ」のイメージは、

危険、病気、紛争、貧困・・・

そんなネガティブなイメージばかりだった。
でも、実際にガーナへ行って、そのイメージは変わった。

豊かな生活ではないにしろ、
人々の笑顔は、私のネガティブなイメージを
ポジティブなものに変えてくれた。

その後、1年弱過ごしたアメリカでも、
日本でも、

「アフリカ」

のイメージは、私が始めに持っていた、
そんなイメージと変わらなかった。

そんなみんなの持っている「アフリカ」を
少しでも変えられたら・・・そう思って始めたこのブログ。

確かに人々の生活は貧しい。
生活環境も、かなり不衛生。
何もかもが不便で、
そして、「死」と「生」が隣り合わせ。

確かに事実である。

でも・・・

そこに生きる人々の笑顔は、
決して彼らの人生に失望していない。
どんなに辛い状況に対面しても、
決して笑うことを忘れない彼らは、

ものすごく強い人たちだと思う。

1960年代、アフリカのたくさんの国が独立し、
多くの「先進国」がアフリカの自立を援助した。

たくさんの人と、たくさんのお金が、
アフリカに流れ、そして消えていった。

独立したあの当初から、ベレバの生活は変わったか。

小さな生活の変化はあるだろう。
でも、生活環境の変化は、決して大きくない。

「いつもの生活」がずっと続いている。

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ここで生活して、ずっと心の奥底に感じていたこと。

「何で、援助はされているはずなのに、生活が変わらないのか」

それは、きっと援助が彼らに自信を与えていないからではないか。

彼らは言う。
「貧しいから、お金がないから何も出来ない」と。

そんな彼らに必要なものは、物よりもお金よりも、
「自信」なのではないかと、
ここに来て、そう思った。

日本=先進国
ブルキナ=発展途上国

こういう図式に当てはめて物事を考えがちだけど、
先進国だろうと、発展途上国だろうと、
そこに生きているのは同じ人間。

先進国の人だからすごい訳でも、発展途上国の人だからナマケモノな訳でもない。

今ここに必要なのは、「対等の相手」。
自分と対等な相手として接したり、ビジネスをすることが、
きっとブルキナベに自信を与えてくれる。

「自分たちにもできる」と。

私に出来ることは、小さな自信の種を蒔くこと。

今まで何度も裏切られ、傷つけられ、自信と自立の芽を摘まれた
そんな場所に、再び自信の芽がでるのには時間がかかるかもしれない。

毎日毎日、小さな自信の種を蒔き続ける。
自分たちでは気がつかないほどの、
小さな芽に、辛抱強く水をやり、肥料をやる。
「早く大きくな〜れ」と言うように、
「できるんだよー」と後押しする。

アフリカは野蛮なところでも、危険なところでもない。
遠いところではない。

そう伝えたくて書き始めたこのブログ。
こんなことを書かなくても、読み手に伝わるような、
そんな文章力があれば、こんなの書く必要はないのかもしれない。

ただ、言わなければ相手に伝わらない。

そう思うから、書いてみた。
あなたなら、どう自信の種を蒔き、育てるだろう。

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posted by trekko-ayano at 08:51| Comment(1) | La vie a Bereba | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月25日

育ってきた環境

育ってきた環境が違うから〜♪

そんな歌を聴いて、思い出した幼き頃。
黒柳徹子さんの「小さなころ考えていたこと」を呼んで思い出した小さな頃。

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といっても、私の小さいときの記憶はあまり残っていない。
記憶の容量が少ないのかもしれないけど、
特にいやな記憶に囲まれていた記憶もないけど、
あまり覚えていない。。

ただ、私が小学生だったこと、大好きだったこと。
それは「大人の飲み会についていく事」

毎年、運動会のあとに行われる、恒例の打ち上げ。
いつも真面目そうな先生たちが、赤い顔で楽しそうに親と話をしているのを見ることや、
遅くまで遊んでいても怒られないことやら、
大人たちが楽しそうに話しているのを見ているのが、
何だか好きだった。

小さな頃、人の家でごはんをご馳走になるのが好きだったこと。
友だちと遊んでいる間に、いい匂いがしてくる。
「ごはん、食べていく?」って言われることが好きだった。

私が育ったのは、南総と呼ばれる片田舎。

「会った人には挨拶するように」と学校で教わって、
通学路ですれ違う、知らないおばさんにも挨拶するような、そんな田舎。

大学生になって、教育実習のために実家に戻ったときも、
大したものを食べていないのでは・・・と心配したご近所さんに夕食をご馳走してもらったり、
一緒に教育実習をしていた同期が、
夜ご飯を持ってきてくれたり、そんな田舎。

自分の両親だけでなく、いろんな人に育ててもらった。
今思い返すと、そう思う。

大人が飲み会をしている間は、大きな子どもが小さな子どもの面倒をみたりするのも、
当たり前の光景だったように思う。


ベレバに来て、最初のころは
「何でちっとも顔を出してくれないのよ?」
と怒られたり、
仕事のあとに顔を出すのが億劫でほっておいたら、
心配して電話がかかってきたり。。

人との距離感が掴めなくて、戸惑ったり、
えーっと思うことも少なくなかったけど、


私が心がけていたことは、ただ3つ。

「いつも笑顔」
「人を好きになる」
「人の悪口は言わない」

小さな頃からの経験で、

「私の好きな人は、私のことも好き」(ってただの自信過剰?!)なものだと、
そう思っていた。

どんなに辛いときでも、
笑顔でいれば、いつの間にか元気になる。

人とは違うところがあって当たり前。
違うからって、悪口を言ったところで解決することは何一つない。

そんな簡単な3つのことだけ。
小学生みたい・・・

でも、そうやって人と接する中で、
外国人だった私と、村人との距離も近づいた。
村のみんなが私の家族のように思える。

小さい頃、たくさんの大人に育てられた、そんな経験が、
きっと今にも生きているんだろう。

人との距離が近いことにも、
あまり抵抗なく、馴染めたんだと思う。

一人で居る時間が必要なときもある。
ゆっくり本を読んでのんびりしたいときもある。

でも、そんなこと、日本に帰ったら、
あと何十年もできること。
今しか出来ないことをやることの方が、
私は何倍も価値のあることだと思う。

確かに、「〜頂戴よ」って言われたり、
お金をせびられたり、
嫌だなって思うこともあるけれど、

嫌なことも、適当に冗談で面白おかしく返せば、
それだけで嫌なことじゃなくなる。

ちょっと機転を帰るだけで、マイナスな気持ちからプラスの気持ちに変わる。

人と人との距離が遠くなりつつある、日本。
やっぱり、慣れない、人と人との距離感をつかむのには
時間がかかるのかもしれない。

ただ、一歩近づく、少しの勇気があれば、
それだけで、目に見える世界が、
大きく変わる。

そう思った。

今日、村議員の定例会議があって、参加した。
11時前から15時過ぎまで。
お昼も食べずに、昼寝もせずに・・・

待って待って、定例会議の最後に、市長から少しの時間をもらって、
井戸管理組合の立ち上げの話をした。


衛生的な水をみんながきちんと使うために、
衛生の啓発活動がしたい。
大人はちょっとくらい汚い水を飲んでも平気だけど、
子どもを病気から守るために。

現地語がぺらぺらに話せる訳ではないから、手伝ってほしい。
自分たちで発展する、そのために必要なことだから。
私のできることは、あと4ヶ月で全部やりたいから、
協力してください。お願いします。


そう話した。
人前で話すのは、やっぱり緊張する。
80人近くいる人たちの前で、つたないフランス語で、ちゃんと言いたいことが伝わるか、
本当に心配だった。

その瞬間、
暖かな、そして大きな拍手私を包んだ。

「大事なことだからね、協力するよ」

と言ってくれた村議員たち。
緊張から解かれたのと、嬉しい気持ちが混ざって、
ドキドキする心臓とともに、目頭が少しだけ、

熱くなった。

「プライベート」と呼ばれるものを投げ打って、
今まで築いてきた人との関係。

職場も、年齢も、性別も、
全く違う人たちが、一緒に動こうとしている。
小さなアフリカの村の発展に向けて。

うまくいくかはわからない。
村人たちの頑張り次第だろう。
でも、今このタイミングなら、村人と一緒に頑張れる。

そう思った瞬間だった。

土を耕して、肥料をまいて、種を蒔き、豊作を祈る。。
そうして丹精こめて耕した畑から、
小さな小さな芽が出た瞬間。

後ろ髪のない女神が私の前を走り去る前に。
今、女神の手をとろう。

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posted by trekko-ayano at 08:40| Comment(2) | La vie a Bereba | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月24日

抜き打ち検査

整理、整頓、清掃、清潔、躾

なかなかできない5S。
いるものといらないものを分けたり、
私物と仕事のものとがごっちゃになっていたり・・・

そんな現状を打開すべく、
今回は突然の抜き打ち検査&誰の机が一番綺麗かコンテストを実施◎

抜き打ちで写真を撮る私を制ししながら、
一生懸命自分の机を掃除する同僚。
そんな彼を隠し撮り◎

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いらないものが出て来る出て来る。

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次から次へと、いらないものはゴミ箱へ。

ポイポイっ

ちなみに・・・
こちらが私の成果品。
この整理整頓の目標は、どんなに酔っ払っていてもきちんと元の場所に戻せる並べ方。
特に金曜日の午後は、地酒のドロを昼間に飲んでベロンベロンで出勤してくる。
ベロンベロンに酔っても、これだけ色分けしたら一目瞭然だろう?!

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そして同僚の成果品。
見よう見まねで、自分なりに使い易く分類した成果。

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こういう小さな一歩の積み重ねが大切なカイゼン活動。

今回チェックした中で、
まだカイゼンが必要そうな場所には「要改善!!」の赤紙ならぬ、
黄色い紙を貼って、重点的にカイゼン活動が進むようにしてみた。

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これから1週間、どんな風に変わるのか・・・

楽しみ楽しみ♪♪


私を見つけると走りよってくる、小さな彼氏。
顔じゅうにチューすると、ニヤニヤ〜とニヤケながら
嬉しそうに私を見上げる彼。

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私が来たばかりのころは、
まだつかまり立ちがやっとだったのに、
今はテッコテッコ走れるようになった。

人の子どもも自分の子どものように可愛がったり、
知らない家の子どもでも、悪いことをした子は容赦なく叱ったり、拳骨したり、
そんな風に子どもと接することが出来るのも、あと僅か。

日本に帰ったときに、スーパーで遊んでる子どもに声をかけたら、
思い切り逃げられたのを
時折、ふと思い出す。

何だか無性に寂しくて、
何だかとてもショックだった、
あの瞬間。

人と人との距離が、少しだけ違う
ブルキナと日本。
今はたくさんの子どものお姉ちゃんでありママである。
きっと貴重な時間。

そう思って、大切にしよう。
今の時間を。
posted by trekko-ayano at 07:53| Comment(1) | 市役所のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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