2012年03月11日

アビジャンの姉

口うるさく、
お節介で、
よく怒られる。

だけど

いつも面倒を見てくれて
いつでも私の強い見方の、
ベレバのお姉ちゃん。

私の姉は、ブルキナの隣の国、コートジボワールの出身。
大統領が2人たち、戦争状態が続いていた国・・・
といってももしかしたら日本ではあまり報道されていないかもしれないけど。

旦那さんもアビジャンにいて、
もうすぐアビジャンに帰るという彼女。

帰る前に、フトゥーの作り方を教えてっ!!
とお願いして、今日はフトゥー作り。

使うものは→イニャムという芋と、プランテーン(食用バナナ)

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まず皮をむいて、少しの水で茹でる。

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茹でた芋を臼と杵でお餅のように搗く。

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強く搗いているうちに、粘り気がでてきて
お餅のようになってきたら、
搗きながら成形して、完成◎

モチモチして、プランテーンの甘さがやさしい。

そんなフトゥー。

グレンと呼ばれる、種から作ったソースと一緒に食べる。

劇ウマ 笑

大好きなフトゥーを目の前にしたら、
出来上がりの写真を撮るのを忘れてしまいました。。
失礼。

また8月にブルキナに帰ってくるらしいけど、
そのときは私はもうブルキナにいない。

一度さようならを言ったら、
次はいつ会えるかも分からない。

だから、今、一緒にいれる時間を大切にしたい。

そして、土曜日の今日、
私の子どもたちのサッカーの試合もあった。

IMGP1674.jpg

試合前に軽くアップをして・・・

IMGP1676.jpg

裸足でフィールドを走り回る子どもたち。

たくさん応援したけど、
残念ながら3-1で負けてしまった。

悔しくて、悔しくて、
大きな目に涙を溜めて遠くを見る、
キャプテンになるはずだった市長の息子。

先日、苛性ソーダ(石鹸を作るときに使う劇薬。日本だと薬局でしか手に入らない)を
お砂糖と間違って口に入れてしまって、
口の中が爛れてしまった彼。
ろくにごはんも食べれない日が続いている。

ストローもないから、
食べ物を小さくちぎって、飲み込む。
食べる作業だけでも大変。

もちろん、今日のゲームも見学。

どぇー?!となるような事件が身の回りで起こる。


3月11日。

日本で地震があったらしいという連絡を貰い、
家族や友人、職場、いろんな人の安否を心配したあの日。

あの日から1年。

いつもの生活が、
いつも隣にいた人が、

いろんな「いつも」が一瞬にして消えた・・・
そんな日だったのかもしれない。

みんなの「いつもの生活」が、
永遠ではないことを再認識した、
そんな日だったのかもしれない。

震災を体験していない私には、
想像するしかない。
どれだけ「震災」が日本の人々の心を傷つけたか・・・

しかし、ブルキナにいて、

「何もない」ことが当たり前で、
隣にあったはずの命が、一瞬にして消える瞬間を目の当たりにして、

「いつも」がいつもではないことを、
「いつも」が永遠ではないことを、

たくさん経験した。

だけど、

人間は弱くない。

「何もない」
そんな中でも生きていける。

ここにきて、そう思えるようになった。

ただ、人間は一人では生きていけない。

初めてガーナを訪れたとき、
たくさんの人から

「お金頂戴」「物を頂戴」

って言われることにものすごい抵抗を持った。

ただ訪れてきた外国人に、なんでそんなことを言うんだろう。
援助慣れしているんだ。

そう思った。

ブルキナにきても、
そう言われることに嫌悪感を持った。

だけど、ここはブルキナ。
足りないものはあげたり、貸したり、

そうやって人々が暮らしている。
「人は一人では生きていけない」
その言葉を、全身で感じられる、
そんな場所。

私にあげられるものなら、
あげてもいいんじゃないかと、
今は、そう思う。

ブルキナの人たちが、私にしてくれるように。

人と人が支えあっている、
そんな生活。

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そんなやさしいコミュニティーが、
私は好きだ。


一度傷ついた心の傷は、すぐには癒えない。

しかし、

人間は弱くない。

何もないところから、立ち上がる。
そんな力を持っていると信じている。
posted by trekko-ayano at 08:00| Comment(2) | Manger=アフリカを食べる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月10日

女性が強い日

昨日、3月8日は国際女性の日。
日本ではあまり知られていないけど、ブルキナでは女性の日は祝日。
色々なところで、女性の日を祝うイベントが行われる。

今年もお揃いのパーニュで洋服をしたて、
バッチリお洒落をした。

大好きなマダムたちと、ちょっと小生意気な私の愛娘と、
家族の写真。

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朝、娘を自転車の後ろに乗せ、
イベント会場へ。

9時からスタートと聞いていたから、
10時前くらいに行ったら、まだ誰もいない・・・

まさにアフリカンタイム。

結局スタートしたのは11時過ぎ。
2時間遅れのスタート。

みんなで行進をして、
自転車競走を見て、
バラフォンで踊り・・・

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もうボワバの踊りも怖くないっ!!

バラフォンが鳴り始めると、
躊躇いも恥じらいもなく、
娘にかばんを託し踊りにでる私。
それを見て、大喜びの観客。

強い太陽の日差しが少し陰る、
16時過ぎから、毎年恒例の

「絶対に女性が勝つという、不条理サッカー」が開催された。

もちろんスタメン。

普通は11人 対 11人 のサッカーだけど、
どういう訳か、10人 対 18人。

いつの間にか女性チームのゴールには、何人もの大きな女性たちによる

鉄の壁

が出来上がっていた。

バスケ、ラクロス、自転車、マラソン・・・
いろんなスポーツをやってきたけど、
ブルキナに来るまでほとんどやったことがなかったサッカー。

広いフィールドを全力疾走しようとしたら・・・

「あれ?足がもつれる・・・?」

と思った瞬間に・・・

「ずっって〜ん」

思い切りコケタ。。
いや、28歳を1ヶ月前に控え、
分かってしまいました。

子どもの運動会で、走って転ぶ親の気持ちが。

頭の中で描いている自分の走るイメージと、
実際に体が動ける限度が違うって、
こういうこと・・・なのね。。

手のひらに擦り傷ができた・・・

しかも

そこからあふれ出る大量の膿〜
今度は腐りませんように。
痛いのを我慢して石鹸でゴシゴシ。。
本当に、腐りませんように。

そのあと、コーラを飲んで一休みして・・・

10時過ぎにバーへ。
2時過ぎまで踊って飲んで。。。
今回は大サービスして、チークダンスもご披露♪♪

おかげで
ぐったり。。

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だけど、こうやって
村の人たちと一緒にお祝いできることも、
きっとあと数えるだけ。

大好きな人たちと、
楽しいときを過ごせる。

それだけで
幸せ。
posted by trekko-ayano at 07:56| Comment(1) | La vie a Bereba | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月05日

ナッサーラを撤回された結果

ナッサーラ=チュバブ=白人

ベレバにフランスからナッサーラのお客様が来た。
毎年、ベレバにトラックいっぱいの自転車・ミシン・子供服・文房具などなど、
いろんなものを寄贈してくれる団体の訪問。

たくさんの贈り物をしてくれた御礼に、
ベレバで開かれた歓迎会。
市役所に立ち寄ったフランスからのお客様に招待され、参加することに。

折角だからと、久しぶりにヒールの靴を履いて、
仲良し産婦人科のマダムがプレゼントしてくれた、
高級バザン(染物)のワンピースを着て参加。

久しぶりのヒール。
履いた早々、足が痛い・・・
が、会う人会う人に「きれいね〜」って褒められるから、
サービスして、クルッとターンしてみせたりする。

そして、いつも私にごはんを作ってくれる揚げ菓子売りのママと記念写真。

IMGP1430.jpg

予定より3時間遅れでスタートした歓迎会。
デプゥテ?と聞いて、さっぱり単語が分からなかったけど、
フランスの国会議員?も来ているようだ。(歓迎会終了後、辞書で引いてみた)

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お祭りの時にはお決まりの、
バラフォンとタムタムの音楽に合わせて、
踊りまくる。

私も呼ばれて、踊りに参加。
かなり激しいボワバ族のダンス。
見よう見まねで覚えたダンスを披露してみる。

が、頭をガックガク振るから、
ちょっと油断すると、クラッときたり、首が痛くなる。
要注意のダンス。

しかーし、みんな容赦なく、
何度も私を躍らせる。。

まぁ、みんな喜んでくれたので、ヨシ◎

そしてめったにしないお洒落をしたので、
仲良しのみんなと写真をとりまくる。

IMGP1452.jpg

産婦人科の助産師の2人。
いつもふざけたり、冗談を言い合ったりしながら
楽しくお喋りする仲良し。
右の彼はイスラム教徒でお酒を一切飲まないんだけど、
無理やり飲ませようとしてみたり・・・ただの嫌がらせかしら?!

その後、マダムの家で夕方から行われる
ベレバ市内全学校と教育委員会の新年会のお手伝い。
炎天下の中、40羽の鶏を捌き、フライにし・・・

料理を会場に運んだところで退散しようとすると・・・
お手伝い命令が下る。。。

居酒屋の店員さんのごとく、働かされる。
しかも、みんなほろ酔いだから、
やれ飲み物がなくなった、
お皿を提げてくれと、
こき使いたい放題。

このーと思いつつも、とりあえず働く。

そして、ほろ酔いの皆様とチークダンス。

踊ろうよと捕まれる手を振りほどき、一旦家へ引き返し、お着替え。(まだ一張羅だったから♪)
子ども2人を自転車の後ろに乗せ、
お祭りの夜だけ現れる「白いマスク」を見に行く。

棒を片手に飛んだり跳ねたり周ったり・・・

日本で言うと、なまはげのようなものだろうか。

夜しか現れない、このマスク。
今回はフランスからのお客様用に少し早めの20時スタートだったが、
子どもにとってはもう眠たい時間。

とりあえず座れる椅子をゲットするものの、
私の膝で寝る子どもあり、
私の脛に頭をもたれて寝る子どもあり、
白いマスクにビビッて私の背中や腕にぴったりくっつく子どもあり、
(悪い子は追いかけられたり、棒で叩かれたりすると言われ、子どもにとっては怖いこのマスク。でも怖いもの見たさに皆集まる。)

夜更かしはいけない!!ということで、
21時過ぎに、初めて見た白のマスクに後ろ髪を引かれつつ、
子どもを再び自転車に乗せ自宅へ帰る。

帰り道、お腹を空かせた子どもと一緒にごはんを食べて、
日曜日にうちの掃除の手伝いをすることを約束し、バイバイする。

日曜日。。。

朝、自転車で20キロこいで教会に行こうっ!!と誘われていたが、起きれず・・・断念。
が、6時半過ぎに子どもに叩き起こされる。
でも悔しいから7時過ぎまで粘って寝るが、子どもの根性に負け、起床。

1週間分の洗濯、
家の掃除、
そしてもちろん子どもの相手。

そして、3時過ぎに友だちの家へ遊びに行く。
地酒を飲みながら、だらだら、ぺちゃくちゃ、
お喋り。

写真を撮ったマダムのお家でごはんを貰い、帰宅。

私の帰宅を玄関で待ち構える子どもたちを家に帰し、
落ち着く・・・

と、思いきや

カシャッ

勝手に子どもが入ってくる。
しばらく子どもの相手をし、ごはんを食べ、水浴びし、

今に至る。

「あやのはもうナッサーラじゃない」
と、ナッサーラを撤回されたお陰で、
ものすごくいろんなところでこき使われる・・・ような気がする。
いろんな子どもが容赦なく甘えてくる・・・ような気がする。

嵐の週末。
とりあえず、元気に生き延びた。
さて、今週は8日に国際女性の日が控えている。

今年もあの、不条理サッカーが開催される予定。
活躍できるように、体調を整えよう・・・
posted by trekko-ayano at 06:27| Comment(1) | La vie a Bereba | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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