2011年08月16日

意思疎通

金曜日は浜松町のアフリカンレストラン、カラバッシュへ。
日曜日は両親と代々木公園のアフリカンフェスタへ。

何だかアフリカンな最近。

大好きなトーをMy スプーン(=手)で食べたり、
ヤッサプレや、食用バナナを揚げたアロコを食べたり、

久しぶりに食べる、懐かしい味。

そして、久しぶりに好きなだけ話す、懐かしい言葉。

If you talk to a man in a language he understands, that goes to his head. If you talk to him in his language, that goes to his heart. ----- Nelson Mandela.

南アフリカの元大統領、ネルソンマンデラ氏の一言。
分かる言語で話せば、理解できる。母国語で話せば、心に響く。

だから私は他の言葉が話せるようになりたい。
どこに行っても、誰かと心を交わせるように。


日本に住んでいるアフリカの人々。
言葉の壁も小さくないだろう。
様々な偏見にも耐えなければならないだろう。

「外国で暮らす」という勇気と決断。

訛ったフランス語を話す、初めて会った妙な日本人の私に、
「アフリカの生活はどうだった?」
「みんなやさしかった?」
と、聞いてくれる。

そんな彼らにも、「日本、大好きよ!!」
なんて、もっともっと言ってもらえる、そんな日がいつか来てほしい。


世界中のたくさんの人々が、「日本」という国の名前を知っているけど、
日本ではアフリカの国の名前を知る人は少ない。
アフリカ大陸にも、54の国があってたくさんの言語や民族がいる。
同じアフリカとはいえ、環境も文化も人も違う。

「アフリカは動物だらけなんでしょ?」

と、聞かれることがものすごく多いけど、
ブルキナの日常生活で野生動物を見たことはほとんどない。
確かに、牛、ヤギ、羊、鶏、犬、猫、ロバたちは、縦横無尽に歩き回っているけど。

先日、某放送局で放映されていたマラウィーのテレビクルーが
日本を紹介する番組を作るための来日を追ったドキュメンタリー。

そこで、ちょっとこの答えを見つけた。

ブルキナでは、野生動物と人間の住む世界は分かれている。
村から離れた森の中に行けば、象に会うことはできる。
でもそこは、動物たちの住む場所。
人間の住む場所とは、違う。

日本で見る「アフリカ」は、サバンナを野生動物が走り回っているような大自然や、
ケニアのマサイ族のような生活。

でも、ブルキナとはちょっと違う。

日本の文化と、ネパールの文化が異なるように。

きっと、私から見たアフリカと、他の人から見たアフリカも違うだろうけど、
できるだけ、私の見たアフリカを正確に、多くの人に伝えたい。

アフリカだって日本と同じ。
野蛮な人なんていない。
文化が少し違うだけなんだ。

どうしたら、もっともっとうまく伝えられるんだろう。
言葉は話せても、真意を伝えることほど、難しい。


posted by trekko-ayano at 01:45| Comment(3) | Au Japon | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
伝えるって難しいですよね。言葉を尽くした多くの情報より、ポロッと口をついて出たひとことの方が、より本質を捉えてたりするから不思議です。僕のもとへ届くブルキナの情報、いやアフリカの情報は、今はあやのさんの記事と写真だけ。それを見て人のやさしさや自然の美しさに魅かれて、いつの日にか行ってみたいって思ってるんだから、もう立派な伝道師なんじゃないかなぁ。常に高みを目指してるのがあやのさんのいいところでもあるけどね。
Posted by B.B. at 2011年08月16日 13:23
アフリカ料理が日本で食べられるなんてすごいですね!どんなお酒があるのか興味あります。

民族や文化について、昨日、NHKの夜の再放送で日系アメリカ人の『ノーマン ミネタ』さんが、自分達の祖先や文化に誇りを持ちなさい、と言ってました。
この『ノーマン ミネタ』さんはアジア人で史上初めてアメリカの閣僚に選ばれた素晴らしく優秀な方です。
911テロの時に運輸大臣で、その早い判断でアメリカ本土すべての飛行機を安全に止めさせたそうです。

テロ後にイスラム系の人達に対し、空港で厳しい検査をしましたが、肌の色や外見で判断するのは間違っており、
それよりも警備組織の構造的な改革をすることで安全を維持しました。

このミネタさんの人権に対する意識の芽生えは実体験に基づいたそうです。
第二次世界大戦中に、在米日本人は強制収容所に送られ、冬には−20度という過酷な環境で病院で診てもらえず、命を落とした人もいたそうです。

自分自身の経験から、肌と顔立ちで差別することの間違いを、911テロ後の感情的になったアメリカ国民に対して、はっきりと『ノー』と突きつけ成果を上げました。

もし、少しでも気になったら『ノーマン ミネタ』と検索してみてください。

Posted by treo at 2011年08月16日 17:51
B.Bさん>
そう言っていただけると嬉しいです◎
でも、小さな言葉の言い回しや、表現の仕方で大きく印象を左右してしまう気がして。。少しでもブルキナに興味を持っていただいた方には、本当にブルキナに来てもらいたいです。そして、1人でも多くののブルキナ伝道師を…笑

treoさん>
アフリカのお酒…ビール、ワイン、パーム酒などなど。といっても、やっぱりビールがメインですかね〜^^ 是非、アフリカ料理、食べに行きましょう!!

ノーマン ミネタさん、早速検索してみました。確かに私も、人権に関しては、どんなに授業で話を聞いても、実際に自分がアウトサイダーやマイノリティーになってみないと、感じきれない部分も多いのではないかと思います。

大学在学中に、アウトサイダーであるが故の歯痒さから語学を必死で勉強したり、実際に人種の壁を感じた経験が、今の私のスタンスの大元、とも言えます。ノーマン ミネタさん、気になるのでもう少し勉強してみようと思います。
Posted by ayano-trekko at 2011年08月19日 01:21
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