2011年02月28日

隠し事はもうやめよう

ベレバに来た当初は、自分のうちに人が入るのも少し嫌だったり、
ごはんを食べるときは子ども払いをしたり、
パソコンも人目に付かないように使ったり、

色々と変に気を使うことが多かった。

でも、誰でも自由に我が家に出入りできるようになり、
ごはんもたくさん用意して子どもとたべるようになり、
パソコンでフランス語のアニメを子ども達と一緒に見たり、

いろんな制限を取り除くことで、ものすごく開放された。
それはもしかしたら、危険を生む一歩なのかもしれない。(安全対策的には・・・)

ベレバに住む村人の生活と私の生活は、やっぱり違う。
我が家には、ソーラーパネルがあり、スイッチで付いたり消えたりする蛍光灯があり、ガス台があり、デジカメがあり、パソコンがある。
ほとんどの村人の家には、このどれもない。

違うものは違う。
でもきっと、違うものを隠す必要はないのではないかと。

100人の日本人の中に、一人のブルキナベを見つけるのが簡単なように、
ベレバの中で、アジア人の私はいるだけで目立つんだから。

見た目は変えられない。

久しぶりに読んだ「深夜特急」で、著者が「物から解き放たれる」と書いていた。

物があふれる日本から来て、「物がないこと」が不自由でしかなかった最初の生活。
でも、ないならないなりに、工夫すればいい。無理なら、プランAからプランBに代えればいい。

それだけのこと。

そんな簡単なことなのに、物に囲まれていた私は気づくのが遅かった。

ここでの生活も同じこと。

子どもが家にずっといるなら、一緒にごはんを食べればいい。
一緒に映画を見ればいい。
一緒に昼寝すればいい。

それだけのこと。

大学時代に読んだ深夜特急。
改めて読み返して、改めて感じることが多かった。


土曜日の昨日、家の隣の小学校で公務員 VS G4(ベレバの村人チーム)でのサッカーの試合があった。ブルキナでも日本でも、一応私の肩書きは公務員。という訳で公務員チームで参戦。

結果は3-3。10キロの増量と、久しぶりの運動が重なって、身体が重いったらありゃしない・・・しかし、いい大人の男性人に混ざってプレーする紅一点の私がボールを持つ度に大喝采。サッカーは苦手だけど、みんな喜んでくれるなら、下手でもいっか。

夜は夜で、ベレバの女性グループのお祭りに招待されたため、水浴びして、ダンス祭りに。しかも生バンド付き◎
日頃から可愛がってもらっているベレバの女性たち。
カメラマンも来ていた昨日。いろんな人と一緒に写真を撮り、たくさん踊り、たくさん食べ。。KOURA Hayaro(私のベレバ名)の歌も生バンドに歌ってもらい、その歌にあわせてみんなで踊り・・・

みんなが自分の娘のように可愛がってくれる。
みんなが自分の妹のように面倒を見てくれる。

サッカーのあと、5時間も踊り続けて、身体中筋肉痛。そしてクタクタ。
だけど、みんなが喜んでくれたなら、

それでいい。 
posted by trekko-ayano at 05:58| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
だんだんアフリカンになっていってる様子がわかるよ。
日本にいる人間も、心の奥ではそうやってオープンになりたいって無意識に思ってるんじゃないだろうか。いっぱい持ち物が増えて、それらをなくすのがいやで、心を閉ざしちゃうのかね。もっとオープンに関わって欲しいっていう気持ちが、秋葉原のような事件を引き起こしちゃうんかな。
Posted by PINABE at 2011年03月01日 07:51
プライヴァシーの保護が大事な先進国、しかも「内」と「外」の意識が強い日本からそちらに行ったら、やはり文化的多元主義に慣れ親しんでいるAyanoさんでさえ、そちらの人づきあいになれるというのは大変なんでしょうね・・・でも確かに、隠すことをやめれば心が軽くなると同時に、ベレバの人々にも彼らとは違う生活様式が外の世界にはあることを意識させるようになるんだろうな。Ayanoさんがそちらに行っていることで、ベレバの人たちのグローバリゼーションと意識の変化(良くも悪くも)が促進されていくのかもね。いろんなことを感じてきて、帰ってきたらたくさん教えてね。
Posted by い@あ at 2011年03月01日 19:14
団地住まいは隣の家族構成もわからない、仕事に行ってるから昼間は家には誰もいない。人との付き合い方も難しい、私もいろいろ隠してる。それも良く見てもらいたいからかな?見栄も欲もなくすことできない。でも、人が来てくれる事はいいね!もてなし方もうまくなるね。
Posted by えみちゃん at 2011年03月01日 22:36
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