2012年02月07日

砂漠の民

夜中中吹き続いた風。

トタン屋根の上を、小石やどっかからか飛んできた小枝がカラカラと舞う。

朝起きると、まるで靄のかかったような
真っ白の世界。

IMGP1278.jpg

いつもはギラギラ照りつけるアフリカの太陽も、
靄の向こうで月明かりのように、やさしい。

お肌も、粘膜も、すべてかカラッカラに乾燥してしまうような
ブルキナに靄?!まさかの霧?!

いやいや。。

昨日の風で、サハラ砂漠から飛ばされてきた砂に覆われた今日。
ちょっと外出するだけでも、眉毛も睫毛も真っ白に変わる。

家の戸も、全部締め切っているはずなのに、
隙間だらけの我が家の窓から扉から、
入ってきた砂塵で、家の中のものもなんだか砂っぽい。

そんな砂嵐の中帰っていったウンデの友だち。
仕事ではちょこちょこベレバに来たりしていたんだけど、
今回は我が家に遊びに。

子どもにもみくちゃにされ、
いろんなところに連れまわされ、
たくさんごはんを食べさせられ、

疲れただろう。

うちの中でギャーギャー遊び騒ぐ子どもたちも、
一緒に食べる山盛りごはんも、
プール掃除のような、豪快な後片付けも、

私にはもう当たり前の週末の光景。

いろんなところから、降って沸いてくるごはんも
私のいつもの生活。

私の日常生活は、
他の人からすると、非日常に近いのかもしれない。

いつもお客さんが来るとご馳走を作ってくる市長のマダムや、
仲良しの揚げ菓子売りのお姉ちゃん、

今回もいろんな人が私の友達を歓迎してくれた。

そんなみんなに、
「ありがとう」ってお礼を言ったら、

「いつもあやのがみんなに優しいから、あやのの友だちにもみんなやさしくするのよ」

と、なんでもないことのように言ってくれた。

嬉しい一言。

やりたいことも、やらなきゃいけないことも山ほどある。
その傍ら、私がベレバに「残せるもの」って何だろうかと、
悶々とする日も少なくない。

2年間の活動が終わって、活動の成果と言えるものなんて、
何が残るか分からない。
活動期間が終わるその日まで、もしかしたら何も見つからないかもしれない。

でも、ベレバの人たちの心に、
少しでも私との思い出が残ってくれるのならば、
それだけでも幸せかもしれない。
posted by trekko-ayano at 03:43| Comment(3) | La vie a Bereba | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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