2012年02月21日

降らないはずの雨

家が震えるほどの風
トタン屋根を叩きつける音
横になる身体の上にハラハラと舞う砂埃

また大風が吹いているんだろう。

家の外に響く風の音で目が覚めた。

だけど・・・

おかしい。。。このトタンの音は…雨音?
あれ・・・雷?

体中から噴出す汗や、熱風のような風が吹きつける
乾季がついに始まったかと思った矢先。

大地を少しだけ潤す雨が降った。

まず雨なんて降らないであろう2月に。

朝、扉を開けると
湿った土の匂いがした。
ブルキナの雨の匂い。

日本の雨の匂いは、どうも蛙臭い気がして苦手だったのだけど、
ブルキナの雨の匂いは胸いっぱい吸い込みたくなる。
少し湿った、ひんやりとした雨のあとの空気。

3月、4月にマンゴー雨といって、少しだけ雨が降る。
でも2月に降るのは珍しい。

これも異常気象らしい。

日本でも異常気象って騒がれているけど、
そこまで、自然の大きな変化を感じることって少なかった。

でもここに来て、降る時期に雨が降らなかったり、
降らないはずの雨が降ったり、

「異常」が目に見えて分かる。
「異常」が生活に大きな影響を与える。

気持ちいい雨だけど、
もう少しだけ、地球にやさしい人にならないと…
自然の変化で、生活が大きく変わる人たちがいるから。
posted by trekko-ayano at 06:10| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月07日

砂漠の民

夜中中吹き続いた風。

トタン屋根の上を、小石やどっかからか飛んできた小枝がカラカラと舞う。

朝起きると、まるで靄のかかったような
真っ白の世界。

IMGP1278.jpg

いつもはギラギラ照りつけるアフリカの太陽も、
靄の向こうで月明かりのように、やさしい。

お肌も、粘膜も、すべてかカラッカラに乾燥してしまうような
ブルキナに靄?!まさかの霧?!

いやいや。。

昨日の風で、サハラ砂漠から飛ばされてきた砂に覆われた今日。
ちょっと外出するだけでも、眉毛も睫毛も真っ白に変わる。

家の戸も、全部締め切っているはずなのに、
隙間だらけの我が家の窓から扉から、
入ってきた砂塵で、家の中のものもなんだか砂っぽい。

そんな砂嵐の中帰っていったウンデの友だち。
仕事ではちょこちょこベレバに来たりしていたんだけど、
今回は我が家に遊びに。

子どもにもみくちゃにされ、
いろんなところに連れまわされ、
たくさんごはんを食べさせられ、

疲れただろう。

うちの中でギャーギャー遊び騒ぐ子どもたちも、
一緒に食べる山盛りごはんも、
プール掃除のような、豪快な後片付けも、

私にはもう当たり前の週末の光景。

いろんなところから、降って沸いてくるごはんも
私のいつもの生活。

私の日常生活は、
他の人からすると、非日常に近いのかもしれない。

いつもお客さんが来るとご馳走を作ってくる市長のマダムや、
仲良しの揚げ菓子売りのお姉ちゃん、

今回もいろんな人が私の友達を歓迎してくれた。

そんなみんなに、
「ありがとう」ってお礼を言ったら、

「いつもあやのがみんなに優しいから、あやのの友だちにもみんなやさしくするのよ」

と、なんでもないことのように言ってくれた。

嬉しい一言。

やりたいことも、やらなきゃいけないことも山ほどある。
その傍ら、私がベレバに「残せるもの」って何だろうかと、
悶々とする日も少なくない。

2年間の活動が終わって、活動の成果と言えるものなんて、
何が残るか分からない。
活動期間が終わるその日まで、もしかしたら何も見つからないかもしれない。

でも、ベレバの人たちの心に、
少しでも私との思い出が残ってくれるのならば、
それだけでも幸せかもしれない。
posted by trekko-ayano at 03:43| Comment(3) | La vie a Bereba | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月04日

新しいおえらいさん

おいしいレストランがないベレバは、お客さんが来たり、
お祭りがある度に、ごはんの準備に忙しくなる。
女性が総動員。

2月2日に、新しい県知事がベレバに来る!!

ということで、市長のマダムを始め女性が総動員。
前日も1時過ぎまで、ご馳走の準備。
20羽以上の鶏をさばいて、大量のキャベツを切り刻んで…

もう、鶏の毛を毟るのも、怖くない。
恐ろしや…慣れ。。

そして翌日も、朝からずーっと料理。
市役所の仕事はホッポリ出して、
給食のおばちゃん状態。

大ガマでピラフみたいなごはんを炊いて、
サラダを作って、

IMGP0989.jpg

IMGP0993.jpg

炎天下の中、ずーっと準備。

アフリカの眩しい太陽のお陰で、背中も肩も真っ赤。
痛いのなんのって…

あぁ、忘れてました。
アフリカの太陽。。

何時間もかけて、たくさん作った料理。
それを50人近くの人に振舞う。
お客さんに飲み物と食べ物を配るだけでも、大大変。
居酒屋で働いているみたいに、ちゃっちゃか動きながら
いろんな人から「ビール取ってきて〜」、「サラダよそってきて〜」
とこき使われながらも、みんな喜んでくれた模様。

頑張って作った料理◎

「おいしいね」と言って貰えるだけで、
それだけで嬉しい。

と、話は変わって。
先日届いた手紙。

IMGP0985.jpg

日本から、カナダから。
いろんなところで、私を支えてくれる人がいる。

母から、ベレバのみんなに届いた手紙。
どこかで一生懸命勉強したのか…フランス語で書いてある。
Merci beaucoup!! って。

ちょっと間違ってたりもしたけど、
そうやって私の大好きな人たちのことを想ってくれているだけで、
本当にありがたい。

手紙を受け取った市長の子どもたちも、
カードを嬉しそうに見ながら、何度も何度も、
カードに書かれたフランス語を読んでくれた。

お母さん、パパ、ありがとう◎
posted by trekko-ayano at 07:43| Comment(1) | La vie a Bereba | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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