2012年01月11日

尊いもの

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ベレバにも、産婦人科がある。
まだまだ自宅出産も多いけど、最近はちゃんと産婦人科で産む人が増えてきている。

ただし

最新器具が揃っている訳ではない。
帝王切開はベレバではできないから(診療所にも手術室なんてないから…)
妊娠しても、エコーで診断なんてない。
だから、生まれてくるまで性別は分からない。

我が家の裏のお隣さんには、子どもが7人。
そして、お母さんは8人目をお腹に宿していた。
毎日遊びに来る隣の家の子。
だけど、その日は目が腫れていた。

どうしたのかと思ったら、
赤ちゃんが死産だったそう。

へその緒が首に絡まって、出産のときに死んでしまったらしい。

市役所の同僚も、3人子どもを出産しているけれども、
まだ1度もエコーを取ったことがないらしい。
お産婆さんが、赤ちゃんの心音を聞くことが、ベレバでできる診断らしい。
(それ以外にもいろいろあるようだけど、細かいことは…)

帝王切開なら助かるかもしれない小さな命も、

ベレバでは助けられない。

街の病院で手術をするには、多額の金額がかかるし、
「お腹を切る」なんて、信じられない人もまだ多い。

日本だったら助かる命も、
ベレバでは花が散るように、散っていく。

小さな命を左右する、大すぎる運命。

新しい命が生まれたり、命が消えたりする。
命に重さの違いなんて、ない。
だけど、命を授かった場所で、その命が大きく左右される。

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私をとり囲む子どもたちが、こうして元気に育っているだけでも、
奇跡に近いことなのかもしれない。

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みんな、健やかに育ってほしい。
posted by trekko-ayano at 07:21| Comment(1) | La vie a Bereba | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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