2012年01月30日

じゅてーむ

「この目には君しか映らないんだ」
「毎晩、君のことを思いながら寝てるよ」

日本語にしたら、臭すぎて笑ってしまうような一言を
浴びるように言われている今日この頃。

相変わらず、モテモテ。

誰にスキって言われた。
誰彼にちゅーされそうになった。

そんな報告を仲良しの姉たちに報告する日々。

そんなブルキナ男性に対する、マダムの一言。

「ブルキナでは、どこでもかしこでも、ちょっと素敵な女の子を見ると男の人はすぐ好きだって言うのよ」

あ…

それって、私の価値なし…。

「白人ともしてみたいだけよ」

あ…

それって、私じゃなくても白ければいい話…

ちょっと前まで私のことを好きで好きでしょうがないと言っていた彼。
今度はうちのご近所さんにスキでスキでしょうがないと言っているらしい。

マダムの情報網、恐るべし。

そんなブルキナマダムたち。
恐ろしいほどに心が広い。

旦那さんが泥酔したあげく、よその奥さんの家にズボンやら携帯やらを忘れて帰ってきても、
怒らずに、冷静に対処するマダム。

婚約したあとに、既に奥さんが2人いることが判明しても、
もう遅すぎる、と第3婦人になったマダム。

旦那がその辺の若い女の子にちょっかいを出していても、
笑い話で済ましてしまうマダム。


心、広し。


私だったら、許せるだろうか…

なんて考えてみる。
ん〜、でもまだその壱岐には達していない。。

ちょっと奥さんと離れていると、他の子にちょっかいを出したり、
奥さんと一緒に住んでいても、ちょっと気に入った子がいるとちょっかい出したり、
夜ご飯ができるまで、近くのバーでビールを飲む。
旦那さんがそんなことをしている間も、

朝4時過ぎに起きて、トーを作り、洗濯し、家の掃除をして、
仕事に行くマダムたち。

仕事から帰ってきても、昼食に夕食の支度、子どもの面倒、時には買うと高いからと石鹸を作ったり。

あぁ、女性は強し。

洗濯機も、電子レンジも、炊飯器もない。
ガスも高いし、(というか今ガスが手に入らない…ガス欠)
ごはんはすべて蒔を燃して作る。
今は涼しいからいいけど、冷蔵庫のない村では食べ物もすぐ腐る。
だから、毎回ごはんを作らなきゃいけないし。

あぁ、頭が下がります。

いつも私の面倒まで見てくれる、村のマダムたち。
というか、私の姉たち。
本当に出来ない妹で申し訳ない。

少しでも素敵な女性に近づくように、
日々、姉からのアドバイスには真剣に耳を傾ける。

そして、このモテ期…単なる気のせい…?
posted by trekko-ayano at 12:26| Comment(0) | La vie a Bereba | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月26日

自然の強さ

「ありがと」
「ペコペコ」
「くたくた」
「おやすみ」

・・・・

「コラッ」

などなど、子どもたちが覚えた日本語の数々。
中には、「パンツー丸見え」
なんていうのも。。。

私の教えた日本語を、繰り返し披露してくれる子どもたち。
いつ使うことになるかなんて、分からない日本語。
でも、私の言葉を、楽しそうに覚えてくれる子どもたち。

市長のマダムも、日本から来たフランス語の話せない両親&友だちのお陰で、
少しだけ日本語を習得。

中でも「とうもろこし」の発音は天下一品。

今日もマダムの家で夕食。
昨日、お土産に持って帰ってきたイニャム。
今年は、お米も、芋も、イニャムも、野菜も、いろんなものが値上がりして、
マダムの家もトーが多い。

物価の高騰が、本当に生活に直結しているのを目の当たりにするから、なおさら深刻。
日本でも、パンや小麦や野菜、いろんな物価が高騰しているけど、
毎日「ごはんにお味噌汁」だけの家も少ないだろう。

自然環境の変化や、水不足が本当に生活に影響を及ぼす。
もうすでに、水があまり出なくなってきた井戸もあるらしい。

まだ乾季は続く。

これからは40℃越えなんて、当たり前の日々がやってくる。

栄養も、生活も、いろんなことが自然に左右される危うさ。
そんな中でも、自然と共に生きる人々がいる。
過酷な環境でも、クーラーも扇風機もなくても、乾燥や暑さと共に生きる人が居る。

そんなブルキナで過ごす最後の乾季が、少しずつ近づいてきている。
日に日に暑くなる、太陽の日差し。
水不足の今年はどんな乾季になるのか、想像もつかない。

でも、自然と共に強く生きる。
自然のありのままを受け入れるのも、そんなに悪くない。

さて、話は変わって、ブルキナのお洒落を思う存分してみている。
まず、頭。もちろん綺麗に編んで、

次にお洒落は足もとから。
ヘナ染めで黒く染めてもらった。

IMGP0827.jpg

ヘナで朱色に染まった足に、「アポロ」と呼ばれる謎の薬を塗って黒く染めた。
アポロは劇薬らしく、足に塗った瞬間にひりひり…
「痛い〜」と騒ぎながらも、どうにか黒く染まった。

頭も足も、いろんな人が「綺麗」と褒めてくれる。
みんなが喜んでくれる。

ブルキナベにとっては当たり前のことも、私にとってはチャレンジ。
でも、そのチャレンジをしてみることで、また一つ、「外国人」という壁が薄くなるような気がする。

いつまでも、いつまでも、
いろんなことにチャレンジする。
チャレンジしてみないと、見えてこないこともたくさんあるから。

チャレンジとはいえ、大いに楽しみながらやっているけど…

楽しい時間を、ブルキナベと共有できるなら
それだけで、価値ある時間。

*********************************************************

日本から送っていただいた、鉛筆をバンコニ小学校に寄贈しました。
今年は、無償で届くはずのノートも鉛筆もいまだに届かないため、
小学校で大切に使ってもらっています。

「日本の鉛筆は書きやすい」

と、かなり好評。
子どもたちも、ガタガタな机の上で、一生懸命計算問題を解いたり、
文字を書く練習をしたり…楽しく勉強しています。

文房具を寄贈いただいた方、統計調査室の皆様、
ありがとうございます。

IMGP0327.jpg
posted by trekko-ayano at 06:49| Comment(0) | La vie a Bereba | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月20日

家族

ブルキナの「家族」は大きい。

自分の子ども以外にも、兄弟姉妹の子どもや、親戚の子どもを育てたり。
日本のように、「父母子ども」だけではない「家族」

自分の生んだ子どもではなくても、自分の子どものように面倒を見る。
自分の子どものように育てる。

ブルキナでは当たり前の光景。

食い扶持が増えるからとか、教育費がかかるとか、
そんな文句も言わず、自分の子どもと同じように育てる。

自分の家に、いとこが一緒に暮らしている。
そんなところだろうか…。

日本のように、法律の制度がしっかり整っていないから、
子どもの親権も自由に行き来しやすいのかもしれない。
でも、そんな寛大な心を持つブルキナベ。
素敵だな、と思う。

だから、私も、そんなに料理はしないけど、
料理をしたときは、近所の子どもと一緒に食べたり、おすそ分けしたり、
大きな家族の仲間入り。

IMGP0798.jpg

確かにお金も少しかかる。でも、少しのお金で笑顔になれる人が増えるなら、
それは嬉しい支出になる。そう思えるようになった。

P1121204.jpg

「ナナノ〜、ナナノの足、すべすべー」
と、私の足をぺたぺた触ってくる私の小さな妹。
口うるさいけど、たくさん面倒を見てくれる姉。

P1141218.jpg

村の至る所に家族がいる。
そして、村のみんなに守られ、育てられている。
大きな家族の一員。

スーパーで買い物して、綺麗な洋服を買って、お洒落な靴を買って、大好きなお酒を飲んで、
そんなお金の使い方もあるけれど、

「1万円で25人の子どもが小学校へ1年間通える」

そういうお金の使い方もあるんだな、と思うようになった。

日本だったら、ちょっとバイトしただけでも稼げる金額。
お金を送るちょっとの手間だけで、25人の子どもが学校に通えるようになるのなら、
私はその1万円を、子どもの笑顔のために使いたい。

学校に行くのを楽しみにしていたのに、学校に行けなかった隣の子ども。
一生懸命、おはじきを使いながらうちで計算の練習をする、学校に行っていない男の子。
頑張って書いた、ちょっと曲がった「N」を嬉しそうに見せてくれる、隣のうちの子。

学校には行けないけど、勉強する楽しさや、学ぶ喜びを少しでも分かってほしい。
そして出来ることなら、一人でも多くの子どもに学校に通ってほしい。

ちょっとしたお金の使い道で、何人かの未来を変えることができるかもしれない。

お金は天下の周り物。

ただそのちょっとした使い道だけで、世界が少し、変わるかもしれない。

posted by trekko-ayano at 06:11| Comment(2) | La vie a Bereba | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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