2011年11月15日

自分を探す

大学生のころから、あるNPOでお手伝いをしていた。
そこで、スタディーツアーを企画していたころの話。

「自分探し」

をするために、スタディーツアーに参加する人が意外と多かった。
そんなことをふと思い出した本日。

「自分を探す」

ってなんだろう。
そして、「自分」とは果たして探して見つかるものだろうか。

何かをして、自分が見つかるのであれば、
きっと「自分探しのための教本」みたいなものが
市場に五万と出回っているんだろう。

「自分」なんてものは、
きっと探したって見つからない。
というのが私個人の意見。

いろんなことを経験して、いろんなものを見て、いろんなものを感じる

その結果が今の自分であって、それ以外の何者でもない。

そして、自分らしくいられる

そんな場所を作り上げることに時間を費やすほうが、
自分を探す時間より、必要なんだと個人的には思う。


話は変わって、

仲良しの先輩隊員が体調を崩し、
ブルキナでは治療が不可能だったため、
日本へ帰るか、パリで治療するか…

そんな風に私があたふたしてるときに

ブルキナベにされた
本気のプロポーズ。

確かに仲良しのいい人で、
職業も獣医さん。
ブルキナではなかなかの高収入。


決して悪くはない。


しかし、そんなときに考えた。

「私はこの人といて、一生私の好きな人生を歩めるのか」

結論=「ない」

正味2時間ほど口説かれている間の、5分くらいでこの結論に達し、
断るも、なかなかご理解いただけない模様。
本日も隣町まで行っていた彼は、私に粉ジュースじゃない、高級マンゴージュースと1,5ℓのコーラを買って来てくれた。

その気持ちはありがたい。
そしてマンゴージュースもおいしいから嬉しい。

けど…

冗談だったら、笑って面白おかしく返答するところだけど、
今回は真剣勝負。

こういう部類の駆け引きとやらが、非常に苦手な私は、
早速仲良しブルキナベマダムたちに相談。

「ゆっくり、やんわり断っていくのよ」

とのこと。あー難しい。あー面倒くさい。

ブルキナで過ごしたこの時間は、
この先どう自分に影響していくのだろう。

休暇を貰っている市役所に、何かの形で貢献できるような
そんな技術を身につけている訳でもない。

でもきっと、私という人の経験として、
どこかで何かの糧になる、そんな経験なんだろう。


ベレバはもう、「自分らしくいられる場所」のひとつ。
今まで文字を書いたことのない子どもたちにアルファベットを教えた。
そりゃもう、疾駆八苦。

しかし本日の成果は「i」が書けるようになったこと。

子どもたちに言い聞かせる。
「字が書けるようになったら、私が日本に帰っても手紙が書けるでしょ?」

私がいなくなっても、学校に通っている子が文字を教えられるように
私と一緒に文字の書き方を教える。

10年後も、20年後も、
私のかわいい子どもたちが生きやすく
「自分らしく胸を張っていられる」
そんな場所になるように。


自分が正しいと思うことを、素直に行動する。
そうやって私は自分の場所を日々、作る。

んーなんだかまとまりのない文章になってしまったけど、
どうもソーラーパネルの調子が悪いので、本日はここまで。続きを読む
posted by trekko-ayano at 07:41| Comment(2) | La vie a Bereba | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月14日

隣の芝は青いもの

とある日の出勤風景。

PB090961.jpg

自転車を同僚に貸したため、馬車ならぬロバ車の荷台に乗って。
テクテク歩いていたら、私を追い越すロバ車を発見。

荷台に飛び乗る私。

突然乗っても、笑われるだけで文句は言われない
「市役所まででしょ〜?」
なんて言われるだけ。

朝晩はめっきり冷え込むようになった。
ブルキナの冬が、少しずつ近づいている。

暑さに慣れた身体には堪える寒さ。
といっても、20℃は下回らないけど…

すでに厚手のパーカーを夜の外出時は着用。
ブルキナベにも「寒いの?」と笑われる。

今年は雨が少なかったから、冬の寒さも厳しくなる
というブルキナベ予想。
しかし、確かに寒い。

素人とはいえ、侮るなかれ。

ここの自然と共に暮らす人々の意見は、意外と結構当たる。


予想外に日本で4ヶ月以上過ごしたあとのブルキナ生活。
朝晩と昼間の気温差は10℃以上。
乾燥もどんどん進み、ヤギや羊、牛たちは、残り僅かの青い草をむさぼり食う。

9月に到着したときは、まだ青かった地面も
すっかり茶色になってきた。

市場から、野菜もほとんど消え、
買えるのはトマトと玉ねぎとサツマイモ、、そして握りこぶし台のキャベツのみ。

最近の新たな習慣。
寝る前に本を読む。

そこで見つけた

「I am right, you are wrong」

私は正しいけど、あなたは間違っている。

世界中にたくさん隊員がいる。
ブルキナにも、25人弱の隊員がいて、
それぞれにいろんな壁にぶつかりながら活動している。

そんな中で、ついつい思ってしまう

「いいな〜、ずるいな〜」っと。

首都や都市部の隊員は、野菜が買えるだろうし、
おいしいレストランでごはんを食べたり、
おいしい日本食を振舞ったり、
プールで遊んだり、

やっぱり羨ましい。

日本語がしゃべりたいときもあるし、
日本食が食べたくなる時だってある。
週末、優雅に過ごしてだってみたい。

そんな風に思うときも歩けど、
立ち止まってもう一度考える。

「人は人。私は私。」

隣の芝は青いもの。

きっとどんな便利なとこにいようと、
どんな生活をしようと、

それぞれがいろんな壁にぶち当たり、
それぞれに悩みがあるもの。

人のことを羨ましく思うのは簡単。
だけど、今の私にできることは、
来年の6月、任期が終わったときに自信を持って言えるだと。

「ブルキナで協力隊として活動してきました」と。

そう信じて、私にできることを
もう一度精一杯やろう。

一人だけど、
私はたくさんのやさしい人たちに囲まれている。
それだけでも、ステキなこと。

そしてあと8ヶ月後に
私の残せるもの、すべてをこの地に残せるように。

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posted by trekko-ayano at 04:13| Comment(3) | La vie a Bereba | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月08日

幸せを確認する日

他のイスラム教国では7日がタバスキだけれども、
私の生活するブルキナでは6日の日曜日がタバスキ。

タバスキはイスラム教のお祭り。

そして、お祭りにつき物の

「サンベサンベ」

=お年玉。小銭を用意してたけど、全く足りなそう…なんて思っていたお祭り前夜。
隊員のアドバイスを聞き、小銭から飴ちゃんへ変更。
結局、100個以上の飴を配り歩いた…汗
あぁ、飴にしておいてよかった 笑

PB071194.jpg

ブルキナのお祭りは「食べる」「食べる」「食べる」
同じ宗教を信じる、いつもお世話になっている人たちに挨拶しながら、
新調した洋服を着て、おいしいものを食べて、楽しくおしゃべりをする。

いつもはトーを食べるけど、
お祭りのときは、お米を炊いて、
来る人来る人と、おしゃべりをしながら楽しくご飯を食べる。

きれいな洋服を着て、
おいしいものを食べて、
大好きな人たちと過ごす

そんなお祭り。

日本では当たり前のことかもしれない。

新しい洋服を着れる幸せ
お化粧したり、おめかしする幸せ
おいしいものをお腹いっぱい食べる幸せ

なんでもないことかもしれないけど、
これが、とっても幸せなことなんだよね

幸せを確認して、
幸せを分かち合う日

ブルキナのお祭りはそんな日。

PB061179.jpg
posted by trekko-ayano at 05:39| Comment(2) | La vie a Bereba | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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