2010年11月21日

私にできること。

日本を発って、5ヶ月が過ぎた。
なんだか本当にあっという間の5ヶ月。こんなに月日が経つのは早かったっけ・・・

ブルキナへ到着した当初は、新しい環境にとにかくワクワクしていた。
新しい環境や気候に慣れることの大変さよりも、ただアフリカにいるんだぁ、と毎日が新しくワクワクがいっぱいだった。
8月3日にベレバへ到着してからは、いままでの首都やボボでの研修生活とは全く異なる環境の中で、戸惑うことの方が多かった。

懐中電灯の明かりを頼りに歩いて躓いたり、料理をしたり、恐る恐るトイレに行ったり、嵐に怯えたり、大雨で家の中が水浸しになったり、あまりの暑さに全然眠れない日が続いたり、毎朝毎晩遊びに来る子どもたちやご近所さんに疲れてしまったときもあった。お金頂戴って言われたり、あれ頂戴これ頂戴って言われたり、パソコンを日本から送ってくれって言われたり、頂戴攻撃にやっつけられそうになったときもあった。

でも思ったより、ずっとずっと西アフリカのブルキナファソのベレバという村の生活に溶け込めていけている気がする。確かにまだ慣れないこともたくさんある。身体が環境に慣れきっていないと感じることもある。だけど、市役所の同僚たちに助けられ、いつも心配し私の面倒を見てくれる友人たちに助けられ、ご近所さんたちに助けられ、本当にいろんな人の優しさに包まれながら生活しているんだなって感じることの方が、慣れないことを感じるよりもずっと多くなってきた。

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みんな本当に優しくて、温かい。

もともと私がベレバへ呼ばれたのは、「住民登録システムの電子化」のため。でも、実際に市役所の状況を見てみて、この2年のうちに電子化するのはかなり厳しい。そんな中で、今の私にできることを考える。業務の流れをオーガナイズしたり、書類整理したり、本当に当たり前の仕事しかできてない。目の前にある仕事を片付けているだけのような気がして、「これでいいの?」と毎日自問自答する。
日本で仕事していたときは、すべてにマニュアルがあり、やり方があり、順序があった。
でも今は正しいやり方も順序もマニュアルもない。すべてが手探り。

日本で叩き込まれた「住民サービス」や「接遇」なんて、全く通用しない。市役所へ来た住民たちは何日も書類が出来上がるのを待たなければいけないし、待たせることが当たり前になっている。今すぐこの状況を変えることをは難しい。人材不足だし、人材の教育をするどころではないから。今ここでできること、今ベレバのみんなができること。
なんなんだろう。
何ができるんだろう。

やりたいことは山ほどある。
でもその中で確実に必要なことと確実にできることを選ばないといけない。
2年間は長いようで、何かするには決して十分な時間ではない。

「私」にできることは小さなこと。
これをどう積み重ねていくか。
どういう風に建設的なビジョンを描いていくか。

毎日が正念場。
毎日が真剣勝負。

1日、1分、1秒
そして1つ1つの出会いを大切に
私らしく、現地の目線で、そして常に笑顔で
毎日小さくても1歩ずつ進めるように

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みんなの優しさに感謝すること。
そしてみんなの優しさに甘えすぎないこと。
5ヶ月目。11月21日。

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posted by trekko-ayano at 18:11| Comment(5) | La vie en Afrique | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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