2012年06月18日

「いろんな」を伝える最後の日記

期待を胸に日本を旅立ってから、2年。
明日、ついにブルキナを経つ。
6月20日、朝6時。ついに日本に帰る。

IMG_4013.jpg
(PHOTO:Hiroto HOMMA)

たくさんの人たちに支えられて
たくさんの人たちに守られて
いろんなことを経験して
いろんなことを学んだ

そんな2年間。

たくさんの大好きな人たちに囲まれて、本当に幸せな時間を過ごすことができた。

たくさんの人たちに支えられて、
自分ひとりでは何もできないことを、
自分ひとりでは生きられないことを、
何度も痛感させられた。

そんな2年間。

ブルキナの「貧しさ」に直面して、
もどかしくて、悲しくて、自分の無力さが悔しくなったこともあった。

でも、それ以上に、

私は豊かな心をもった人々から、
たくさんのことを学んだ。

ブルキナファソは確かに豊かな国ではない。
でも、ここに暮らす人々の心はどこよりも豊かで、幸せに溢れていた。
ボロボロの洋服を着ていたって、
お腹いっぱいごはんが食べられない日があったって、

「さばあれ」

何とかなるさと、笑顔で生き続けるブルキナベ。
強かなブルキナベ。

お金がなくたって、
ブランドで身の回りを固めなくたって、

大好きな家族と、大好きな人と、
ときどきおいしいご馳走を食べて、
一緒にいられる。

それだけで十分幸せなことなんだと、
そう教えてもらった。

「幸せ」はすぐ目の前に山ほどある。
ただそれを「幸せ」だと思うかどうかの違いだけ。

ブルキナでの生活や、ベレバでの生活は、
日本に帰れば遠い夢のように、
遠くへ行ってしまうものかもしれない。

だけど、

この小さな幸せを見つけるアンテナは、
どこかに落とさない様にしよう。
小さな幸せを見つけて、いつでも笑顔でいられるような、
いつでも誰かに笑顔をわけてあげられるような、そんな人になれるように。

IMG_4092.jpg

日本から、世界中から私を支えてくれた家族、同僚、友だちたち。
ブルキナで出会った、たくさんの友だち。
ベレバの家族。
協力隊の仲間たち。
私の大好きな、大切な人たちに。

今までありがとうございました。

私が2年間生活した、ブルキナファソという国の、
ベレバという小さな村の話。

日本からは遠い、遠い、
アフリカの小さな村のお話。

肌の色も、言葉も、文化も、
生活スタイルも、
何もかもが違う、そんな中での生活。

だけど、

そんな「いろんな」のお陰で、
毎日新鮮で、素敵な日々を送ることができた。
「違う」ことは悪いことでも、怖いことでもない。
「違う」ことは、新しい世界や、価値観を広げる、
小さなきっかけ。

いろんな顔の人がいて
いろんな色の人がいて
いろんな考え方の人がいる

たくさんのいろんながあるから、毎日新鮮で面白い

「アフリカだから」
「黒んぼだから」

そう思う人にこそ、伝えたい。
違うことは、素敵なことだと。
そんな「違い」なんて、関係ない。

世界中、どこにいようと、
話す言葉が違おうと、

きっと通じるものがある。
信じあえる仲間を見つけられる。
自分が相手を信じる、ただそれだけで。

自分の世界を広げる、そんな「いろんな」。
次はいつ、出会えるのだろう。
posted by trekko-ayano at 12:14| Comment(7) | La vie en Afrique | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月12日

ありがとうを伝える日

雨が降った後の、真っ赤な大地と緑の眩しい木々。
赤い大地と青空のコントラスト。
乾季の白く乾燥した大地。
降ってきそうなほどの満点の星空。
真っ暗な闇を煌々と照らす月明かり。

はじめてベレバを訪れたとき
車窓から見える風景の美しさに
見とれてしまった。

そのときは、「2年」と言う月日がとても長いように感じたけれど、
終わってみると、団扇でさっと扇いだだけのような、
一瞬だった。

今日、ベレバを去った。

ベレバにできた、たくさんのパパ、ママ、
たくさんの兄弟、姉妹、
私の可愛い子どもたち。
そして、たくさんのダーリン。

辛いことも、悲しいこともあった。
だけど、その倍以上にたくさん笑って、たくさん幸せを貰った。

2年間、私を支え続けてくれた大好きな、大切な人たちに
心からの「ありがとう」を伝える最後の日。

ベレバで過ごす、最後の1日。

9日に行なったゴミ拾いのお手伝いに来てくれた、協力隊の仲間たち。
ベレバを大好きになってくれた。
私の子どもたちとも思い切り遊んでくれて、感謝感謝◎

9日のゴミ拾いの準備は、ものすごいバタバタで
前日、急遽ウンデに大使のお出迎えに連れて行かれたり、
そのあとも23時ごろまでごはんの手伝いをして、
当日は4時起きでごはんを作りに行ったり、
そのあとも、いろんな調整や準備に走り回ったり。

本当に目が回るような忙しさだったけど、

首都から来てくれた大使夫妻も、
Action Faso Propreの人たちも、
ベレバのひとたちも、

みんな「良かったよ〜」と声をかけてくれた。

IMGP2949.jpg

飛ぶ鳥、あとを濁さず

そういう思いで企画した、今回のゴミ拾い。
ゴミ拾いなんてしたことがないベレバのみんなには未知のイベント。

だけど、イベントを通して、
ビニール袋が環境に良くないことや、
ポイ捨てがいけないことを理解してくれた。

ちいさなきっかけの積み重ね

それがいつの日か、大きな変化に変わる日を想って
いつの日か、彼らの自信に繋がる日を信じて

私が2年間のうちにできたことは小さなこと。
小さな小さなきっかけを作るだけだった。

だけどベレバのみんなが言ってくれた。

「これからずーっと、あやのの名前を忘れないわ」

そう言ってもらえるだけで、ものすごく幸せなこと。

最後の1日は、片付けに追われながらも、
いままでお世話になった大好きなみんなと話をしたり、
出発を名残惜しんだり。

大好きな人たちに、心からありがとうを伝える最後の日。
寂しいけど、悲しいけど、
いつの日か、また会える日を楽しみに。

大好きなみんなへ。

ありがとう。
ベレバは、私のふるさとになりました。

本当に、ありがとう。

posted by trekko-ayano at 09:16| Comment(3) | La vie a Bereba | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月05日

最後の大仕事

ついに、ベレバでの生活も残り1週間。

今週土曜日に迫った、ベレバのゴミ拾いイベント。
今までお世話になった、たくさんのブルキナベに寄付をお願いして、
今までたくさん面倒をみてくれたみんなに、最後の最後まで多大な迷惑をかけて、

どうにかイベントが成功するように、毎日大忙し。

ゆっくり座って、のんびりしている時間なんて
ほとんどないほどに、自転車をこぎまわって村中を廻って、バッタバタ・・・

在ブルキナ日本大使夫妻、元大臣級の大物ドン、有名医、県知事、政治家・・・

もうびっくりするほどの面子が揃いそう。
首都から、いろんなところから、イベントに駆けつけてくれる人までいるらしい。。

そんなイベント準備とともに、もう一つ、最後の大仕事。

そう、

5月に届いた、体操服の配布。
4月、5月にかけて、ベレバ市内の小学校21校を巡回した縁から、
ベレバ市内全小学校に配布予定。
各学年で、頑張って1番の成績をとった子どものご褒美に。
サッカー大会で着る、各学校のユニフォームに。
活用の仕方は、各小学校次第。

私の勤める、市原市役所から届いた2度目の贈り物。

「物をあげること」
「お金をあげること」

それらに抵抗をもっていたことも事実。

だけど、

目の前にお腹がぺったんこになるほど、お腹を空かせた子どもがいたら、
食べ物を食べさせてあげたい。

日本のホームレスよりも、ボロボロな洋服を着た子どもがいたら、
少しでもきれいな洋服を着させてあげたい。

そう思うようになった。

「援助慣れ」しているから、すぐものを欲しがる。

ずっとそう思っていた。
だけど、ここに来て、少し変わってきた。

「もらった千葉国体のポロシャツ、1クラスに最低15人は毎日着てるわね」

と小学校の先生に言われたり、
私が小学校へ行くと、少し自慢げにポロシャツを見せ付けてくれる子どもがいたり、

やっぱりそうやって嬉しがってくれると、
なんだか私まで嬉しい。

「援助のやり方」

には、賛否両論あるから一概には何とも言えない。
だけど、自分にできることで、誰かを笑顔にすることができたら、
それはそれで、素敵なことだと思う。

ブルキナベに、最近よく言われる一言。

「全員は満足させられない。でも少しの人でも満足してくれれば、それでいい」

ベレバの、そしてブルキナの誰かが、
少しでも笑顔になれば・・・そう思う。

たくさんの人に愛されて、
たくさんの人にお世話になって、
たくさんの大好きな人ができたベレバに、

最後の恩返し。
1人でも多くの笑顔に出会えるように。
posted by trekko-ayano at 09:10| Comment(3) | La vie a Bereba | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。